ちーちゃんが亡くなった日のことは、鮮明に覚えています。
この漫画を描くのがとても辛くて、何日も何日も描こうとしては泣いて、ペンを置いての繰り返しでした。
非常に精神的にも削られる作業でしたが、当時のちーちゃんのことを知ってもらえて良かったのかなと思っています。
私の気持ちや思いは、もう漫画にすべて入れました。ここでは読んでくれる皆さんにもちーちゃんの最後の症状をきちんとお伝えして、今介護をしている方やこれからシニア期に向けて備える方の早期発見や対策に役立ててほしいなと思います。
ちーちゃんは亡くなる2日前、目がぐるんといってしまい、上を向いているような感じで、舌もビローンと出ている状態でした。息が非常に浅く辛そうでした。
診察結果、ひどい貧血がありました。舌は紫色に見え、亡くなったときには真っ白でした。
腎臓が悪くなると、血液をつくるよう体に働きかけるホルモンが減り、貧血になることがあります。
ちーちゃんはすでに腎臓が悪い状態だったので、貧血も重なり、体に酸素が行き渡りにくい状況だったのだと思います。
当然、食べることもほとんどできなくなり、体温調節もうまくいかず、低体温になりました。そこで獣医さんから提案されたのは、輸血をし必要に応じて繰り返すことと、鉄剤を使うことでした。そして食べられなくなるので鼻からカテーテルを通して栄養を入れ、延命というよりは最後を穏やかに迎えられるようにするはずでした。
最後に亡くなったとき、ちーちゃんはてんかんのような発作を起こしていたのではないかと思っています。うんちとおしっこを漏らした状態だったので、発作がきっかけになったのかもしれません。最期の瞬間を見ていたわけではないので、はっきりしたことは分かりませんが。
ちーちゃんは、もともと発作を起こす子ではありませんでした。本当に突然シニアになるとこれまで発作がなかった子にも起こることがあります。発作が起きたら早めに獣医さんに相談し、薬を処方された場合も効いているように見えるからと、自己判断でやめないことが大切です。てんかんの薬は継続しないと意味がなく、急にやめると発作が再発し非常に危険です。
ちーちゃんは1回目の発作のあと、幸い命はとどめましたが、ほとんど歩けなくなりました。その後も発作が続きました。発作が起きるまでは、ちーちゃんは歩けて、食べられていたので、あのときもっと早く対策できていたらと今も思います。
腎臓が悪くなり、ほかにもいろいろな症状が出てくると、正直、何が原因なのかを一つ一つ見極めることが難しくなります。だからこそ薬なども使いながら、延命だけを考えるのではなく、ちーちゃんが穏やかにシニア期を過ごせるようにしてきました。
しかし、車椅子の用意したり、発作への対応などすべてに手が回ったわけではありません。最後は寝たきりの状態になってしまいました。
目の向きがおかしい、舌が出たままになる、舌の色が変わる、呼吸がしづらそうになる。そういった変化があったら、注意して見てあげてください。シニアになるといろいろな症状が出て、こちらも慣れっこになってしまいますが、気になった点があれば病院に相談してあげてください。
もちろん、お金はかかります。高額な医療をどこまで続けるかという問題もあります。
最後にちーちゃんの輸血をすると決めたとき、輸血代だけで1ヶ月に5万円かかると言われました。すでにちーちゃんの治療費は毎月20万円近くかかっていて、そろそろ限界も感じていたし、飼い主も疲弊していました。
それでも、とりあえず1ヶ月やってみる。その中でちーちゃんが穏やかに最後を迎えられればと思っていました。結果的にはちーちゃんは輸血をすることなく亡くなりました。
いろいろな対策があり、どこまでやるかは、飼い主さんがかけられる時間やお金にもよります。そのことは誰かと比べずに、自分たちで判断していくしかありません。
大事だと思う事は、飼い主さん自身が疲れきってしまわないことです。疲れているとワンちゃんに苛立ちをぶつけてしまうことがあります。私にもそういうことがありました。
もし、苛立ちをぶつけてしまったときが最後になったら、一生後悔しても後悔しきれないと思います。私もそのたびに、ちーちゃんに「ごめんね」と謝ってきました。最後の最後はそうならないように気をつけていましたが、亡くなる日は本当に突然きます。
シニア介護は非常に大変です。飼い主さんが負担を抱えすぎてしまうくらいなら、治療のことを獣医さんと相談しながら、個人的には、時間がある時にコミニケーションを大切にする事が何よりも大切かと思います。
誰かと比べるのではなく、自分自身の心が穏やかでいられる道を考えることも、ワンちゃんのためになるのではないかと思います。
漫画にもいろいろ書きたかったのですが、書ききれなかったことをここに残しました。どなたかの参考になればうれしいです。
ちーちゃんの漫画やグッズを、ここからご覧いただけます🌷
また読みに来てもらえたら嬉しいです🐾
ページ下の読者登録もよろしくお願いします。






コメント
コメント一覧 (1)
私は親が施設に入り実家から引き取った老犬も認知症の介護が始まり、ダブル介護(施設に入ったけど定期的な通院、面会、介助など)の時期があり身体的、精神的にMAXに疲れており、犬のドクターにこれ以上介護が続くなら犬も辛そうだし安楽死もお願いできるんでしょうか。。と泣き言を言ったことあります。すると見計らったように1週間後に亡くなってしまい。。自分のしんどさを優先して言ったことに後悔が止まりませんでした。先生は犬が私にもう頑張らなくていいよ、って言ってくれたんじゃないかと(ちーちゃんと逆ですね)今はまた17歳になる愛犬を介助しています。これから介護は始まると思いますが、残り時間大事に過ごしていきたいと思います。介護頑張ろう!と勇気をもらえました。
おます
が
しました